若者との出会い
街中で、ある23歳の若者と話した。
初めて会った彼は、統合失調症の妹を持つ、医学部を目指す浪人生。
ある日突然、病にかかった妹のために、大学を卒業してからまた医学部を目指している。
話す中で彼自身が発した言葉が印象に残った。
「精神とは何か?の問いに対する答えを持つ人は大学にはいないと思います。」
病の根本原因がわからないと解決策が分かるはずがない。
診断が間違っているのに正しい処方ができるはずがない。
統合失調症を治すためにも、まずは観点、アイデンティティが変わらないと、対処療法になってしまう。
彼のように、答えがなくて苦しんでる人は世の中にたくさんいる。
そんな人にこそ、答えと出会ってほしい。