* 心 を描き 私 を生きる *

大阪・30代女性 自分で意思決定できない問題を解決することで誰もが力強く生きられる社会づくり。

【映画】「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男ー」を見て。


先日、「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男ー」という映画を見ました。


最近、日本の歴史や和心に興味があり
そういったものが学べるものに色々と触れていきたいなぁと思っております。


そんな中で出会ったこの映画。

実話に基づいた物語で
サイパンでのとある日本兵について
米軍の方が書き記した原本を映画化したものだそうです。

 

 

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あらすじ

 

1944年、太平洋戦争末期、玉砕の島サイパンに、アメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ、恐れられたひとりの日本人がいた。

大場栄大尉。

彼は、47人の仲間の兵士たちと共に、16カ月の間、敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜いた。

彼の誇り高き魂が、味方の日本人だけでなく敵側のアメリカ人の心も大きく動かしていった-

これは絶望的な状況の中、最後まで諦めずに生き抜いた名もなき兵士とその仲間たちの実話に基づく真実の物語である。

 

 

 

 

この映画は、一言でいえば、「日本の精神性」。


我を無くし、打ち立てた意思を遂行する力。

 

まさしく無我の境地。

 

それを実践した人の物語でした。

 

 

中心性をもち一致団結しているからこそ
あれだけの極限状態で数百もの人の集まりを統制できていたのだと思うと、
現代では考えられないほどのエネルギー集中だと感じます。

 

 

ずっとずっと国の勝利を信じて粘り続けてきた人たちの
敗戦を聞いた時の悔しさが私の胸にも湧いてきて
思わず涙が溢れました。

 


それぞれが悔しさを感じながらも
綺麗に列をなして、軍歌を唄いながら山を降りるシーン。
本当に美しいシーンでした。


まさに、日本人なら誰もがその散り際に魅了されてしまう、桜のような在り方でした。

 

 

 


米軍兵が日本兵について語るときの将棋でのたとえも、わかりやすかったですね。

 

 

敵も味方も、本来は同じもの。
ただ向いている方向が違うだけ。

 

 

バトルものの漫画を読んでいても、
戦って倒した相手がどんどん仲間になっていくストーリーも多いです。


将棋を使ったたとえ話は、日本人にとってはけっこう身近でなもので
無意識深くに根付いているものなのだと感じました。

 

 


ただ、自分たちが持っている信念や忠誠心が強いからこそ、
その逆、
自分が「敵」側について、もともとの味方に向かうことはできない。

 

いままで戦争にまつわる作品に触れていて、
捕虜になることへに対する日本人のイメージがよくわからないことが
たびたびあったのですが、将棋を用いた例えで
様々なイメージが繋がっていきました。

 

 

 みなさんも、「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男ー」

ぜひ見てみてください!!

 

 

 

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感動創造 ∞ Heart Designer

 

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Maya 摩耶